はじめまして、当サイト管理人の福沢無吉といいます。
私は浪費がひどく、さらにそれをリボ払いにしていたことで気づかないうちに負債が大きくなり、家族に内緒で140万円の借金を作りました。
なんとかバレる前に完済できましたが、ここにだどりつくまでには数々の不安や困難がありました。
そんな経験を生かして、このサイトでは家族にバレることなく140万円の借金を完済した方法や知識を書き記しています。
同じく家族に内緒で借金をしてしまったあなた!
今は不安で仕方がないと思いますが、適切な行動をとればまだ間に合うかもしれません。
一緒に一歩ずつ進んで行きましょう。
STEP1.借金額を把握しよう
今まで向き合っていなかった借金と向き合った時に、「ヤバイ、ヤバイ」、「どうしよう、どうしよう」と、不安と焦りが先行します。
落ち着いてください。
今まで気づいっていなかっただけで、かなり前から同じ状況です。
いちど落ち着いて考えてみましょう。
- 借金額は把握していますか?
- 多重債務であれば各社のそれぞれの借金額と合計した借金額を把握していますか?
私は正直、全く把握していませんでした。
各社の借金を足して総額を知ってはじめて、このままではどうにもならないという現実を知り恐怖したことをよく覚えています。
でも、それを乗り越えなければ先へは進めません。
目を背けるのはもうやめましょう。
借入れ先のホームページで確認するか、問い合わせするなどして借金額を把握しましょう。
金額が判明したら次で借金の内容を整理していきます。
完済までに支払う金額
その借金を完済するためにはどれくらいの利息を払う必要があり、どれくらいの期間がかかるのかを知る必要があります。
通常のクレジットカードで借金をしている場合、
- キャッシング18.0%
- ショッピング15.0%
程度の金利になっていると思います。
「18.0%だから100万円借りていた場合は18万円払えばいいんでしょ?」とイメージしているかもしれませんが、この18パーセントは1年のあいだでかかる利息なので、1年間で完済できなければもっとかかります。
今抱えている借金は、とても1年で返せるものではないでしょう。
私の場合だと、当時2社からの借り入れで借金総額126.8万円、月に3万円5千円の支払いをしていました。
計算したところ、恐ろしい結果になりました。
- 完済までに支払う総額は171.2万円(そのうち利息は44.5万円)
- 返済期間は一番長い借入れ先で73ヶ月
そんな金額はとても支払えませんし、そんなに長いあいだ家族に借金を隠すこともできません。
そのため、まず支払い額を下げる方法をとることにしました。
私の借金計算の詳細はこちら↓↓
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という言葉がありますが、これから先は借金と自分との戦いになります。
自分の現状と相手のことを知らなければこの先借金と戦うことなどできません。
まずは借金ときちんと向き合い、自分の現状を知りましょう。
それが返済において一番大切な第一歩目です。
STEP2.返済の方向性を決めよう
現状を知ったことで、以下のどちらかの答えが出たかと思います。
- このままでも返済できるか
- このままでは返済できないか
このままでも返済できるのであれば、問題ありません。(利息がもったいないので、返済を早める努力はするべきだと思いますが)
しかしこのままで返済できないのであれば、方法は2つしかありません。
- 支払いを減らすか
- 収入を増やすか
最低でもどちらかをやらなければ、このままさらに借金は増え続けてしまいます。
月の支払い額を減らす方法
月の支払い額を減らす方法は2つあります。
- おまとめローンに申し込んで返済額を減らす
- 債務整理をして借金額を減らすor無くす
現状で返済が滞っていて支払額を増やせないのであれば、どちらかを選ばなければ借金は無くなりません。
おまとめローンを利用する
支払額をへらす方法の1つめはおまとめローンに申し込むことです。
分かれている支払先を一つにまとめることで月の支払いが下がる可能性がありますし、おまとめローンは比較的に金利が安い傾向にあります。※おまとめローンは「フリーローン」という名称であったり、「借り換え」とも呼びます。
しかし今まで支払いに過度の遅れがあったり、信用情報機関(通称ブラックリスト)に悪い情報が書かれている場合、金利の安い傾向にある大手金融業者の審査に通るのは厳しいかもしれません。
銀行などを含め大手金融機関を除けば(俗に言う街金等)独自の基準の審査をしている場合があるので借り換えをできる可能性もありますが、金利が安くならない場合が多いです。
もう一つの注意事項として、全額は借り換えられないケースもあります。
- 例:借金総額は100万円だが、おまとめローンに申し込んだら限度額40万円の審査結果
借金をまとめる目的は月の支払額を減らすことなので、以下の条件が必須になります。
- 金利が安くなる
- 借金の全部、もしくは大半を借り換えられる
この条件に当てはまらない場合は、借り換えても支払額がへらず意味がない可能性が非常に高いので注意が必要です。
上記の条件をクリアできて、なおかつ信用情報に問題がなければおまとめローンで借金をまとめるのも有効です。
私は過去に二つの借金をまとめることにも使えるフリーローンに申し込んでいます。
債務整理をする
もう一つ借金を減らす方法として、債務整理という方法があります。
「自己破産」という名を聞いたことがあるかと思いますが、自己破産も債務整理の中の1つです。
法的に借金を減らすor無くす手続きのことをまとめて債務整理とよびます。
債務整理の手続きをとる時の共通の特徴として、
- 借入れ先からの督促が止まる
- 話がまとまるまで支払いも止まる
といったメリットがあります。
債務整理を弁護士や司法書士に依頼した場合、その時点でまず督促が止まり、話がまとまるまで支払いも止まります。
債務整理は大きくわけて3つあり、効力が上がるとその分リスクが高くなります。
- 自己破産:借金を全て無くせる可能性をもつ リスク大
- 個人再生:借金を大幅に可能性をもつ リスク中
- 任意整理:利息分を無くしたり、月の支払額を減らせる可能性をもつ リスク小
どの方法をとるかによりますが、基本的に債務整理を行なってから5-10年間はクレジットカードの発行や、あらたな借り入れはできなくなります。
この中でも「任意整理」であれば、家族にも内緒で行える可能性があります。
債務整理についてもう少し詳しく説明します。
依頼した司法書士、弁護士事務所に対して費用が発生します。
「え?そんなお金ないし」と思いますよね。
債務整理を行う司法書士や弁護士の先生も、あなたにお金がないことは当然承知です。
そのため、債務整理後の支払いと収入を加味したうえで分割で支払うケースが多いです。※借入先への返済が開始する前の期間等
自己破産
裁判所を通して借金を全て帳消しにできる可能性がある。
会社や周りの人に絶対にバレる訳ではありませんが、自分と配偶者の給与明細や月の生活費等を細かく申告する必要があります。
基本的に一定の金額以上の資産(車や持ち家等)は差し押さえられますし、提出書類が必要なことからも家族に隠すことは不可能だと思った方が良いです。
また保証人がいる借金がある場合、その請求は保証人にいきます。
個人再生
裁判所を通して借金を大幅にへらせる可能性がある。
500万円以内の借金は100万円になり、500万円以上の借金は1/5になり、3年間かけて返済していく形になります。
原則として自身に安定した収入があることが申し立ての条件になります。
条件によっては車や持ち家を残すことが可能です。
しかしこちらも配偶者の給与明細や源泉徴収、月の生活費などを申告しなければならないので、家族に内緒というのはかなり難しいです。
またこちらも保証人がいる借金がある場合、保証人に借金の請求がいきます。
任意整理
裁判所を通さずに借り入れ先と交渉し、これから発生する予定の利息をカットしてもらう交渉をする。
利息がカットされ3〜5年で返済すしていく形になるので、借金額が余程大きくない限りは返済額が下がります。
しかし裁判所を通さずに両者だけの「示談」という形式になるので、交渉に応じてもらえない場合もあります。※そのため個人でも手続き自体は可能ですが、専門家に依頼することを推奨します。
任意整理は借入の明細等があればスムーズですが必須の書類等もなく、身分証明書さえあれば依頼できるのが大きなメリットです。
他の債務整理と違い、給与明細等の提出もないので家族にも内緒で手続きできる可能性が高いです。
どの方法をとるとしても自分の状況に最適な選択をする必要がありますので、どれくらい減るのか、どんな方法がとれるのか、シュミレータを使って診断してみることをオススメします。
任意整理について詳しくはこちらをご覧ください↓↓
収入を増やす方法
支払い額を下げると同時に収入を増やすことで、完済までの道のりがグッと近づきます。
勤め先でいきなり給料をあげてもらうのは難しいと思うので、収入を増やすのであれば副業がてっとり早いです。
しかし、会社によっては副業禁止等の規約があると思いますのでご注意ください。
副業の一番のおすすめは好きな時にだけ働ける日払いのアルバイトです。
マッハバイトというサイトなら、アルバイトが決まるとお祝い金が5,000円〜10,000円程度もらえるのでオススメです。
\ マッハバイトを見てみる /
STEP3.節約をする
どの方法で返済をしようと思っていても節約は必要になります。
少しでも返済にお金を回して速く完済できるように徹底的に節約しましょう。
私が行なった節約を一部ご紹介します。
- 禁煙:節約月額目安1万円〜2万円
- 昼食代:ダイエットを兼ねて食べないor駄菓子 節約月額目安1万円〜2万円※オススメはスーパーなどで安売りしているカップ麺
- 飲料代:水筒を持参 節約月額目安5千円〜1万円
ご飯代や飲み物代などの定期的にかかるランニングコストを見直すと効果的です。
節約についてはこちらの記事をごらんください↓↓
STEP4.本当にお金に困ったときは
借金返済の身とはいえ生きていれば同然、冠婚葬祭やお祝いで突然の出費が重なったりして一時だけまとまったお金が必要な場面も出てくると思います。
あらたな借り入れが選択肢にはいることもあるかもしれません。
そんな時にも「ヤミ金」からの借り入れだけは絶対にしないでください。
もしも信用情報に汚れがあり、大手金融会社に借りられない場合に手を伸ばすのであれば、選ぶのは「ヤミ金」ではなく「街金」の方です。
「街金」は「ヤミ金」とは違います。
地域密着型(店舗数が少ない)の金融会社を通称「街金」と呼びます。
街金は独自の審査をしていることもあるので大手金融業者で断られるよう状況でも、借り入れできる可能性があります。※大手よりは可能性がありますが、絶対に借りられるわけではありません
街金は国の金融機関情報に登録されている正当な金融機関です。
この金融機関情報に載っていない金融会社はヤミ金となります。
ヤミ金は法律で禁止されている法外な利率を設定している可能性が高いため、借り入れは絶対にしてはいけません。
お金に困ったときはまずこちらをご覧ください↓↓
ここまで見ていてまだ解決していないあなたは、本当はもうどうにもならないことに気づいているんですよね?
でも一歩踏み出せずに立ちすくしているのでしょう。
正直にいうと上記の方法で解決しない場合、選択肢は債務整理しかありません。
このまま見て見ぬふりをしていても、良いことは一つもなく利息等でどんどん借金は増えていくので状況は悪くなる一方です。
まずは勇気を出して専門家に相談することから始めて見てください。
今より悪いことにはなりませんので。