破産者マップに載った人はこれからどう生きればいいのか?
訴訟や情報開示といった動きが出ていますが、載った事実、見た人の記憶は消せません。
この記事では破産者マップに載った今、これからどうやって生きて行くかといった部分をまとめていきます。
目次
はじめに
まずはじめに、これを見ていただいている人にどうしても伝えたいことがあります。
破産者=犯罪者というニュアンスで発信されている方を見かけますが、免責を受けているのは犯罪者になりたくないから自己破産をしている人です。
借金を踏み倒していることについて正当化するつもりはありませんが、破産者マップに載っている人は夜逃げなどをするわけではなく、法的な手続きをとって免責を受けて復権した人です。(または個人再生を選んだ人)
借金を踏み倒して手続きをせずに逃げた人は破産者マップには記載されていません。
また、犯罪などに手を染めてお金を荒稼ぎしたような人も記載されていません。
どうしようもなく追い詰められても犯罪に手を染めることもなく、逃げることもせずに借金問題を解決しようと行動した結果なので、犯罪者といった見方をするのはどうかご容赦願いたいです。
なかには悪質な計画破産などをしている人もいるかもしれませんが、ほとんどの人は破産をしているからといって犯罪をおかすわけではありません。
しかしもちろん破産者マップに載っている人と距離をとりたいと思うのは当然かと思います。
その際はどうかそっと距離を置いていただけると幸いです。
やむ得ぬ事情の人もいますが、自分の都合で借金をして返せなかった人も大勢いるため見分けるのは難しいので。
しかし破産者マップが公表されたことでいま誰よりも怯えているのは、自分の過ちを認めた上で生活していた人やどうにもならない理由で自己破産(個人再生)をした人だと考えます。
自己破産(個人再生)をしたこと自体を開き直っている人は不安でいっぱいになったりしませんので。
ここからは破産者マップに載って不安でいっぱいいっぱいな人へ向けた内容になります。
載っていない人が見たら不快に感じる内容も多々含まれますが、どうかご容赦ください。
借りた金も返せなかったくせに。という意見に関しましては反論の余地もありませんし、受け入れます。
サイトを停止するための活動
- さくらインターネット社へ報告
- Googleへ報告
- 警察へ報告
- 弁護士へ報告
- 弁護士団結成
- 集団訴訟結成
さくらインターネット社、Googleやrへ報告は少しでもはやくサイトを止めるために必要です。
しかしあらたにサーバーを変えアドレスを変えて公開される可能性があります。
そのため、その前に警察や弁護士へ相談してこのサイトの管理者が別の方法でサイトを公開できないようにする必要があります。
何か行動したいという人はこれらを並行して行うのが良いでしょう。(無理せずにやれることだけで良いですよ)
すでに破産者マップを見た人への対策
残念ながらすでに見てしまった人をどうにかすることはできません。
サイトが削除されようと訴訟を起こそうとこの事実は消せませんので、これは受け入れるしかありません。
そのうえでどうやって生きて行くか考えてまとめました。
個人的な意見になりますが、少しでも参考になる部分があれば幸いです。
必要以上に警戒するのはやめる
ここ数日生きた心地がしませんでしたよね。
- 家を出た時に通行人が全てを知っていてこちらを見ているような感覚
- 知り合い全員が自分の話をしているような感覚
自分も地に足がつかずに全ての動きがスローになるようなフワフワした感覚を久しぶりに味わいました。
この感覚は某週刊誌に債務者系のインタビュー記事で載って、さらにヤフーニュースに載ってコメント欄でボロクソに叩かれてたのを見たとき以来です。※もちろん匿名モザイクでしたが、顔以外は出ていたのであとで押し寄せてくる恐怖が半端なかったです。
でも、怯えていたり後悔していても結果は変わりません。
誰が見たのかを確認するすべもありません。
心配してもなにも解決しないので、言ってしまえば精神がすり減るだけで時間の無駄です。
そのため、マップに載っていたことを聞かれた時のシュミレーションだけしておいて、誰かに知られただけで別にしにはしないと受け入れたうえで開き直ることにしました。
バレたときの言い訳
実際に聞いてくるのは知り合いや身内だけです。
相手によって言えるレベルが変わってくるかと思いますが、人ごとに理由を変えると辻褄が合わずに支離滅裂になる可能性があります。
なるべく統一した方が良いかもしれません。
本当のことを言う
下手に隠さずに本当のことを伝えると以外とすんなり受け入れてくれる、、、かもしれません。
あなたが載った理由は分かりませんが、近しい人ほど本当のことを誠意を持って伝えたい。とは思いますがなかなか難しいですよね。
純粋に自分のことを心配して聞いてくれた人に誠意をもって伝えるには、この方法が一番だと思います。でもやっぱり難しい。
個人で行なったビジネスで失敗したと言う
ネット販売を個人で始めて、途中までうまくいってたところ気が大きくなって大きな取引で失敗した。(偽物を摑まされた、取引先が不渡りを出した等)
個人名のみで表示されている場合は、副業や個人でやっていたと言った方が良いでしょう。※副業禁止の会社に勤めている場合はこの言い訳で他の問題が発生するかもしれませんので注意してください
連帯保証人になった
友人(親族)の連帯保証人になってしまった。
親族が事業を起こしたときに連帯保証人になってしまって、、、などでしょうか。
マルチ商法に騙された
マルチ商法に騙されて多額の借金を背負ってしまった、、、
騙されたと言えば、聞いた側も同情の余地があるかもしれません。
ただし、設定をねるためにある程度の知識が必要かも。
認めない
知らぬ存ぜぬで押し通します。
- そもそもあのサイトの情報は本当に官報に載っている情報なんですか?
- 官報を確かめましたか?
こんな感じで押し切ります。が、本当に官報を見られたら言い逃れできなくなるかもしれませんのでご注意ください。
実害、被害への恐怖
破産者と落書きされたり、嫌がらせを受けたらどうしよう、、、
と恐怖を感じてしまいますが、これも諦めることにしました。
だって、実際に起こるまでこれが実際に起こるのか起こらないのかも分からないんですもの。
今、周り全員がこのことを知っていると感じているかもしれませんが、実際にどれくらいの人が知っているのかは分かりません。
破産者マップの管理人がtwitterで言っているPV数(閲覧数)が本当か分かりませんし、同じ人が何度もアクセスしている可能性もあります。
本当のことが何も分からないときに心配してもキリがありません。
破産したことに開きなおるわけではなく、破産したことがバレたことを開き直りませんか?
ただし、もしも実害が起きた場合はただちに警察に通報しましょう。
官報に載っていたからといって、誹謗中傷、嫌がらせをして良い道理はありません。
家族や子供に対して
子供に対しては、子供が何らかしら言われたりこの事実を知った時は嘘をつくことにしました。
本当のことを言ったら、子供は自分の意思で周りに嘘をつかなければいけなくなる可能性があるので、ビジネスでの失敗ということにします。
何か言われるまえに先に話すことも考えましたが、余計な不安を与えたくないということで子供が知った時にはじめて嘘をつくことに決めました。
関係ない人から見たら自分でやったことなのに責任もとれないクズ、カス、ゴミと思われても仕方ありませんし、自分たちが嫌な思いをするのは仕方がないのですが、どうにか子供にだけは辛い思いをさせたくないと考えた結果、この方法をとることに決めました。
親に余裕がなくなって不安を前面に出してしまったら、子供達はさらに不安で逃げ場がなくなってしまいます。
どれだけ自分がキツくていっぱいいっぱいだとしても、子供達の前でだけはどうか無理をしてでも余裕と笑顔を見せてあげてください。
終わりに
先が見えずに恐怖を感じているかもしれません。
しかし怯えているだけでは何も変わらないし精神がすり減るだけなので、上記の方法をとることにしました。
批判を覚悟でいいますが、自己破産や個人再生をする前の、次々に送られてくる督促状、鳴り止まない電話、支払日なのに残高が0円の口座、個人名で会社にかかってくる電話、、、あの絶望的な状況に比べたら何てことはない問題じゃありませんか?
載った事実はもう今さらどうにも消せないので、「自己破産をしたこと」を開き直るのではなく、「自己破産したことがバレたこと」を開き直って生きることに決めました。
確かにさまざまな理由で借金にまみれたかもしれないけど、自己破産や個人再生を選んで逃げずに進んだあなたも絶対に大丈夫。
今回も乗り越えていきましょう!!
これを見て、不安で仕方がない人の不安がもしも少しでも拭えたら幸いです。