こんにちは、無吉です。
モヤシ、それは神が我ら債務者に与えたもうたコスパ最高の食材。
今回、ある一定の条件さえこなせば、そんなモヤシをコストで上回るかもしれない食材と出会ったのでご報告します。
まさに貧乏界のケンシロウ(救世主)や~
かいわれ大根だと思ってた食べていた野菜
我が家のサラダにはわりと頻繁にかいわれ大根みたいな野菜が入っています。
ある日、家でいつものようにサラダを食べていると、このかいわれ大根みたいなやつが辛かったんです。
漢たる者、グッと飲み込み我慢するべきだったかもしれませんでしたが、ふと妻にこう言いました。
このかいわれ辛いね
『かいわれ』と『辛い』を掛けて大喜利的な何かが出来そうな気がしたんですが、考えつかなかったのであきらめて普通に聞きました。
すると妻が言いました。
『それ、カイワレじゃなくて豆苗だよ』と
『何それ?』と聞くと妻が見せてくれました。
『コレ』
狩りたての豆苗が、その辺の棚に普通に置いてありました。
豆苗って何?
豆苗(とうみょう、ドウミャオ)はエンドウの若菜。元々は大きく成長したエンドウの若い葉と茎を摘んだもので、中華料理の高級食材だったが、最近は主に豆から発芽させた幼い状態のエンドウが根付き、またはカットされて販売されている。
引用元:Wkipedia 豆苗
かいわれ大根の新芽を摘めばかいわれ大根ですが、エンドウやそら豆の新芽は豆苗と呼ばれる野菜となります。
100円くらいで売っているのですが、これの何が素晴らしいかというと再収穫が可能で、余った根っこの部分を水につけておくとまた生えてきます。
再収穫
根が付いた状態で販売されていることの多い豆苗は、可食部を切り取った後の根に水をかけて明るい日陰に置くと脇芽が伸びて再度収穫できる。豆から近いところに脇芽が2本ほどあるので、再収穫したい場合はこれらの脇芽が残るように切るとよい。季節や栽培条件にもよるが10日から2週間前後で茎が20cmくらいに再成長する。ただし脇芽や豆自体が持つ養分を使い果たすこと、また雑菌が繁殖するなどのトラブルも生じやすく3回目以降の再収穫はうまくいかないことが多い。根の窒息に弱いので水を与えたら必ず排水して受け皿に水を溜めないのがコツである。引用元:Wikipedia 豆苗
wikiでは10日から2週間でしたが、1週間くらいで生えてくると言われていることもあるようです。
ただうちの妻曰く、1週間はかからないとのことでした。
どれくらいまで育ててから食べるかにもよるかもね!!
あとβ-カロテンがほうれん草より高かったりと、栄養価が高い所もポイントです。
何度も再生させると変化はある?
妻に聞いたところ、色は薄くなる気がするけど味はそんなに変わらないとのことでした。
さらに『あなたも今まで気づかなかったでしょ?』と言われてなにも返せませんでした。
ええ、そもそもずっとかいわれ大根だと思っていたくらいですし。
調べてみたところによると、だんだんと成長するための脇芽が無くなっていくようなので、3週目くらいからは育ちがイマイチになってくるようです。
特に夏場は腐ったりカビが生えたりする可能性もあるので、さらに注意が必要です。
ちなみにうちの今回の豆苗は4週目に突入しているみたいです。
まぁ今は冬だし火さえ通しちゃえば…多少は…ね?
コスト
豆苗の値段を100g入りで100円とした場合、通常の2回の再収穫で考えると計3回食べられるので、100円÷3回で33円くらい。
うちの場合の4回の再収穫で考えると、計5回食べられるので、100円÷5回で20円くらいとなります。
モヤシの平均価格は総務省の調査によると100グラムで15円くらいなので、モヤシよりはコストは少し高いですが、それでも他の野菜に比べたら安価といって良いでしょう。
100グラムで33円だとモヤシより2倍くらい高いけど、他の野菜よりは全然やすいね!
豆苗アレンジ料理
私はサラダで問題ないんですが、生のままだと青臭さが気になる人がいるかもしれません。
そんな方はクックパッド等にたくさんアレンジ料理が載っていますので、ぜひ試してみて下さい。
豆苗ってもともと中華の高級食材だからか、レシピもいっぱいあるよ!!
さいごに
- 栄養万点
- 再収穫可能
- 再収穫すればするほどコストが下がる
- 生で食べるのが苦手でもアレンジ料理がいっぱい
私の偏見ですが、モヤシはあまり味がないので味付け次第で何にでもなりますが、豆苗は良くも悪くも豆苗の味がしっかりとあるので、それを活かした料理にする必要があるのではないでしょうか。
ずっとカイワレだと思ってたヤツが何を言ってんだって話だよね!
食べたことがない人はよければ一度試してみてください。
お金がなくてモヤシしか食べていない人は、モヤシ以外の選択肢ができるかもしれません。
それではみなさま、良い節約生活を!!