こんにちは、無吉です。
返済が苦しくなってくると債務整理も視野に入ってくるかと思います。私も利息さえ無くせれば…と、任意整理も視野にいれて考えていますが、ネックになるのが借入をしているのが三井住友銀行だということです。
メガバンクだったりメインバンクだったり…メインといっても給料振り込まれるくらいだけど!
では、他に借り換えてから任意整理をすれば解決ではないか?という浅はかな考えに辿り着いたので、少し掘り下げて考えてみます。
目次
任意整理をするなら相手(債権者)を選びたい
三井住友銀行を相手に任意整理をした場合、応じてもらえる可能性は特別低いというわけではなさそうですが、応じてくれたとしても三井住友銀行とローン系の取引が出来なくなるというのは、これから先の人生で不利になる事があるかもしれません。
例えば、
- 国内の銀行が全て統一され三井住友銀行一行になる
- 住宅ローンは三井住友銀行でしか取り扱いが無くなる
これらは大袈裟すぎる例えかもしれませんが、私も死ななければ残り50年くらいは生きる予定なので、生きているあいだにこのようなことが絶対にないとも言いきれません。
さらに現状のメインバンクが三井住友銀行なので、口座が凍結されることにより給料の振込だったりと、現時点での不具合もありそうです。
取引を制限されるには、ちょっと相手が強大過ぎるよ…
中小の消費者金融に借り換えてから任意整理したら?
相手が大きすぎることで不具合が起こるのであれば、中小規模の消費者金融に借り換えてから任意整理をすればいいのではないか?と思ったのですが、やはりそう簡単にはいかなさそうです。
というのも、債権者(業者側)は、必ずしも任意整理に応じる義務はありません。あくまで債務者と債権者の間での直接的な交渉という形式なので、債権者側は当然ながら断ることも可能です。
そのため、借り換えてからすぐに任意整理するとなると、任意整理をするために借り換えたことが疑われて任意整理に応じてもらえない可能性が高く、場合によっては詐欺とみなされ訴えられる可能性すらあるようです。
任意整理をする相手(債権者)を変えるために借り換えたということがバレるのか?と疑問になるかもしれませんが、借り換えの状況によっては疑われることでしょう。
どうやっても疑われそう
私の場合で例えると、140万円分貸してくれる業者を1社探して借り換えるか、何社かに分散して140万円分を借り入れるかになります。
最低限の行動として、どちらのパターンにしても借り換えてから最低でも半年程度は支払いが必要になるかと思います。
一社で借金を借り換える場合
今考えているのが三井住友銀行で任意整理することのリスクを回避することなので、他の銀行のカードローンで借り換えては意味がありません。※メガバンク系に限る
そうなると借り換えの選択肢として消費者金融系になるのですが、今よりも金利が安くなることはまずありません。ということは、消費者金融に借り換えたとしても、金利の高いところにわざわざ借り換えるという不自然なことになります。
金利の高いところに借り換えたのはバレる?
絶対にバレると断言はできませんが、信用情報を調べれば現状の金利も分かるので、わざわざ利息が高い所へ借り換えるということは怪しまれる可能性の極めて高い行為です。
借金があるのにわざわざ支払うお金を増やすなんて、何かしらのやましい理由があるのは明白だよね…
数社に分けて借金をした場合
何社かに分けて借金をするのであれば、借金の借り換え自体は比較的容易にできるかもしれません。ただ、利息は今のカードローンよりも間違いなく高くなります。そして信用情報を見れば借金を小分けにしてから任意整理の依頼をしているということが簡単に推測できるので、債権者が任意整理に応じない可能性があります。
さらには、任意整理する相手(債権者)が増えるとたいがいは司法書士や弁護士に支払う手数料も増えるので、その部分も計算にいれる必要が出てきます。
考察
以上のことから、任意整理をするために借入業者を変えるという行為は難しいものと考えます。というか、私程度が考えつくような浅はかな考えはなかなか通用しません。
それでも実行しようとするならば、現状のカードローンから借り換える理由を作ればあるいは何とかごまかせるかもしれません。
例えば取引を制限される等の事実があれば、金利が高いところに借り換えても怪しまれないかもしれません。ただ、そのためには支払いをわざと遅らせたりする必要があるので、それ相応、もしくはそれ以上のリスクを伴うことでしょう。
結局はあんまり意味ないかもね
世の中、実際はやってみなきゃ分からないことだらけですが、こればっかりはやってからダメでしたじゃ遅いので、慎重に考えようと思います。
今さらですが、私の場合は任意整理をするのであれば『おまとめローンを申込む前に』というのが正解だったかもしれません。