こんにちは、無吉です。
数ヶ月間に渡り話し合った結果、小学校6年生の息子にスマホを購入することになりました。
スマホ依存症等の問題もあり、はじめは小学生にスマホは早いのではないか?とも思っていたのですが、なんだかんだ購入するに至ったので、考え方の移り変わった過程を書いていきます。
与えるにあたり考えたポイントや、スマホを使用するために決めた条件を記録しますので、スマホを与えるタイミングで迷っている方の少しでも参考になれば幸いです。
目次
スマホを持たせるのは中学生になってからの予定だった
今回は上の子、小学6年生(男子)の話です。
うちは固定電話を設置していないので、子供2人にたいしてそれぞれキッズ携帯を渡していました。
小学生でもスマホを持っている子が増えているというのは妻から聞いていたので、妻とは『うちも中学生になって欲しがったら考えようか』と話していました。
子供とスマホの話題になったときも、『欲しいっちゃ欲しいけど、そこまでは…まぁLINEはやりたいかなぁ』
といった具合に、どうしても欲しいとという感じでもなかったので、やっぱり中学生になってからでいいかと思っていました。
これが今年の9月頃の話です。
念のため、今は12月だよっ!!
秋頃にさしかかり周りにスマホ所持者が増えたようで
秋頃になるとスマホ所持者が増えたようで、うちの子もスマホをいつ手に出来るのか気にし始めました。
当初の夫婦で話していた予定の通り『中学生になってからだよ』と妻に言われたところ、『そっか、楽しみだ』と納得し、今すぐに欲しいと言うようなことはありませんでした。
小学生のスマホ所有率
いきなりですが、ここで小学生のスマホの所有率を見てみます。
スマートフォン所有率が小学生60.2% 中学生82.0%に
引用元:デジタルアーツ株式会社未成年の携帯電話・スマートフォン利用実態調査
この調査結果は、2017年3月1日発表のもので、小学生に関しては10歳~12歳の高学年がアンケートの対象です。
うちの子の周りでは
地域や学校によって違うと思いますが、うちの子供に聞いた(12月に)ところによると、学校の6年生のスマホ所有者は『女の子はほとんど持っていて男の子は8割くらいかな?』とのことでした。
少し盛っているのかとも思いましたが、先程の調査結果は2017.3月なのでスマホの普及率が年々増加傾向にあることを考えると、ありえるかも知れません。
さらに、先程のアンケートの対象は10歳〜12歳なので、4年生よりも6年生になるにつれてスマホを所有している割合は増えるというのもあるかもしれませんね。
親同士もいつ持たせるべきか気になっている
スマホを持たせるか持たせないか、もしくはいつ持たせるのかについてはやはり親としても気になるようで、お母さん同士でいつ頃から持たせるのかという話になることもしばしばあったようです。
うちの子はどうしても欲しいというわけではありませんでしたが、子供によっては熱い情熱を持って親に訴えていたみたいですね。
先程の息子の話のように秋頃までに渡した人が多かったようですが、それ以降でスマホを渡そうと思っている家庭のタイミングで多かったのは、
- 3月の中学生になる前
- クリスマスプレゼントとして
漠然とこの辺りのタイミングで渡そうと考えていた人が多かったようですが、うちを含め、実際は他の家庭はどうなのかを聞いていつ頃渡すかを決めたかったみたいです。
皆スマホを与えるのがいいのか悪いのかわからない。
周りを気にしてばかりのように思えるけど、周りに合わせなきゃとか同じにしたいわけじゃなくて、周りを参考にしたいんだよね。
今の親達は子どもの頃にスマホを持ったことなんてないから、何が正解か分からないよね。
うちが小学生の子供にスマホを与えた理由
そんな中でうちが子供にスマホを与えた理由としては、
- 今持っていない子供の家庭も中学校に上がる前に渡そうと考えている家庭が多かった
- 子供に聞くと周りにの子も持っている子が多い
- うちの子もスマホがいつもらえるのか気にし始めた
- もともと中学生になって欲しがったら渡そうと考えていた
このあたりをもとに妻と話した結果、
『それであればスマホに慣れる為にも少し早く渡してもいいのではないか?』
こんな結論になり渡すことになりました。
私も妻も『このタイミングだ!!』というものが分からなかったので、所有率調査だったりお母さん同士の話だったり子供の気持ちや周りの状況を聞いて判断した結果です。
心配なのはスマホ依存症
警戒する部分として、スマホ依存症になってしまうのではないか?というのがありました。
ただ、これに関しては妻と私の共通の意見として、子供が一度いつもらえるのか聞いてきたときに、『中学生になってから』という条件で納得したことが、妻と私が小学生の息子にスマホを渡すことでスマホ依存症にるのではないかという心配を解く理由でした。
欲しくなったけど、ダメと言われたものに対して納得して引いたので、それであればスマホに依存することなくうまく扱えるかなと思ったんだ。
スマホを使う上での約束ごと
スマホを与えることにはなったものの、約束ができました。
- スマホゲームはやってもいいが、DSや他ゲームのやっていい制限時間の中でやること。(1日1時間まで)
- LINEをやりたいとの事だったので、それは上記の時間には含まない。
さらに厳しく言ったのは、LINE等、スマホでのコミュニティだけに依存しないこと。
例えばスマホを持っていないorLINE等をやっていない子とコミュニケーションをとらなくなるとかはNGです。
スマホの中身に関しては、親が見ることもあるという話になっています。
LINEを使用するためにはフィルタリング制限を『弱』(大学生向けの設定)に設定する必要があるので、WEBの閲覧制限が緩くなるため注意が必要です。
上記は私(父親)が子供に出した最低限の約束で、妻から子供へはさらに話をしていました。
妻から子供へ説明したこと(後日談)
- 今までDSが禁止になった時の状況等を考えて、自分で判断して節度ある使用をすること。
- 節度を守れてないと判断した場合はスマホを禁止にする。
DSの時の話ですが、制限時間内であっても、
DSを優先する
DSに夢中で人の話を聞かない
これらの行動は完全にアウトでしたが、これはスマホにも適用されます。
私の出した条件と妻の話を合わせるとゲームは1時間まで厳守で、その時間内であってもゲーム以外の使い方についても節度ある使い方かどうかは今までの経験で自分で判断しなさい。ってことでした。
時間を守っていても、節度を守れていないと判断した場合はスマホ禁止になります。
コメント欄にていただいたアドバイス
コメントでスマホを子供に与える際にした話を教えて頂きました。
いくつか教えて頂いたなかで、
『これは決してあなた個人のスマホではないこと』
『母が貸与しているということ』
うちもこの話を始めにきちんとするべきでした。
自分の物ではなく親から借りている物だと意識させるのは、子供が自分で節度を守るためにもとても重要なことですよね。
アドバイスありがとうございます!!
さいごに
スマホを手にして数日が経ちましたが、メッチャ楽しそうにLINEしてます。
学校の友達とグループラインみたいなのやってるみたいです。
本当に所持者が多かったようで、グループに数十人ほどいてずっと通知音がなっていて、通知OFFにする方法を聞いてきたくらいでした。
嬉しそうなのはよかったので、これからも約束を守って使ってくれれば問題ありません。
デメリットにもふれようと思いましたが、今の所は事前に決めた約束を守って使っているので、スマホを渡したデメリットは特に感じません。
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あ、でもデメリットとして一つだけ忘れてはいけないことがありましたね。
『金がかかる』
というわけで小学生の子供にスマホを渡した話でした。
次回、何よりも頭を悩ませたキャリア選びに続きます。※公開予定日は未定です。