こんにちは、寝ても覚めても多重債務者の無吉です。
私は全く知りませんでしたが、中国ではもともとクレジットカードがあまり流行っていなくてデビットカードが主流なようです。
クレカで失敗してデビットカード押しの僕としては食いついちゃうね
さらに今現在で流行っている決済方法もクレジットカードと違って借金はできないようです。
今回はそんな中国の決済事情について調べてみたので、書いていきたいと思います。
それでは、いってみましょー!
目次
何で中国ではデビットカードが主流なの?
まず、クレジットカードの審査に通らない人が多いという理由があげられます。
申込む人が多くても審査に通らないことが多ければ、クレジットカードを持てる人は少なくなります。
貧富の差が大きいというところが影響しているようですね。
そういった背景もあり、クレジットカードはあまり流行らなかったようです。
銀行で口座を作るとデビットカードが付いてくる
中国では銀行口座を開設するだけで、ほとんどが銀聯(ぎんれん)カードというデビットカードもついてきます。
厳密には銀行のキャッシュカードに『銀聯ブランド』のデビット機能がついている形です。
驚きなのが、この銀聯カードの発行枚数は50億枚を越えているようです。
中国の人口は13億後半ですが、銀行口座は複数もってたりもしますし、中国以外での発行も5000万枚近くあるようです。
さらに驚きなのが、2015年の第1四半期(1月〜3月の3カ月)には、クレジットカード世界シェアNO.1を誇るVISAカードの米VISA取扱高1兆7500億ドルを抜いたこともあります。
三カ月で取扱高1兆9000億ドルだってさ…
もともと銀聯カードがはやっている背景があるためか、中国ではデビット型やチャージ型のいくら使っても借金にはならない決済方法が主流です。
さらに最近はスマホで決済ができるようです。
スマホ決済ができる支付宝(アリペイ)と微信支付(ウォーチャットペイ)
スマホアプリでの決済がかなり増えているようです。
スマホアプリでの決済とは言葉の意味そのままで、スマホをかざせば支払いができます。
日本でいうお財布ケータイやモバイルSuicaに近いものです。
支付宝(アリペイ)
『アリババグループ』のアリペイドットコムが提供するオンライン決済サービスです。
利用アカウントは8億をこえているみたいです。
想像もつかない数字ですね…
支付宝の特徴としては、
- お金をチャージして使う
- ほとんどのサービスが手数料無料
- 携帯番号が口座番号になっている
このような形みたいです。
チャージしていなければ銀行口座から支払われます。
自分の口座からチャージするのもすぐにできますし、携帯番号さえ分かればこのサービスを利用している同士であれば送金も可能という優れもの。
さらにチャージしているお金を余額宝というメニューに貯金することで利息が発生します。
一年前の記録しか見つけられませんでしたが、その年率はなんと2%以上。
高いときは5%越えていたようです。
現在の利率を探して中国語を訳して探してたんだけどやめたよ
なぜならば外国人は利用できないからです。
残念。
だいたいなんでも支付宝で支払えるようなので、これに登録していれば現金を持っていなくてもあまり困らないみたいでした。
日本でもコンビニのローソンで使えます。
微信支付(ウォーチャットペイ)
微信(We Chat)という中国版LINEと呼ばれているサービスを提供している『テンセント社』が提供しているサービスです。
利用者数は4億人をこえ、先程の支付宝を追う形になっているようです。
中国国内では使えるサービスに差はそこまでないようですが、世界的にみれば支付宝のほうが早くからサービスを始めている分、若干つかえるところが多いようです。
もともと中国版LINEを使っている人が多いので、そのままこの支払い機能を使っている人が多いみたいですね。
支付宝と微信支付において、使い方や使える機能にあまり違いはなさそうです。
最後に
中国の支払い方法はカードにしろスマホにしろ基本的に口座直結なので、どの決済方法を選んだとしてもお金がなくなることはあっても借金にはなりません。
デビットカードが流行った背景には貧富の差という部分があるようなので、けっして日本が悪いというわけではありませんがクレカで失敗した私としては少しうらやましいです。
無いものねだりみたいなもんだけどね
それはそうと中国ではクレジットカードはあまり流通していないみたいなことを書きましたが、それでも発行枚数は4億枚くらいです。※日本は2億後半くらい
人口の差があるので一人あたりの枚数に換算するともちろん日本の方が持っている枚数はおおいですが…人口の差ってすごいですね。
日本ではスマホ決済はそこまで主流ではありませんが、デビットカードは使えますのでクレカで失敗した人や心配な人は是非持ち替えましょう。
それではみなさま、よいカードライフを!!