街中で緑色の「UberEats」と書かれたリュックを背負って自転車を漕いでいる人を見たことはありませんか?
これはUber Eatsというレストランから自宅や職場にご飯を届けてくれるフードデリバリーサービスです。
最近人気で見かける機会も増えてきましたが、働き方に特徴があります。
Uber Eatsの配達パートナーになると、アプリを起動しているあいだだけ配達の依頼がきます。
つまり、好きな時に好きなだけ働くことが可能なのです。
この記事ではそんな画期的な働き方ができる、Uber Eatsについて説明しています。
目次
Uber Eatsの配達エリア
エリアは拡大中ですが、2018.12月現在では東京・埼玉・千葉・横浜・川崎・大阪・京都・神戸・名古屋・福岡の一部がUber Eatsの配達エリアです。
以下、詳細です。
東京 |
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23区ほぼ全域 |
埼玉 |
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大宮区、浦和区、中央区を含む一部地域 |
千葉 |
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市川市、船橋市 |
横浜市 |
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西区、南区、中区、保土ケ谷区、神奈川区、港北区、磯子区、鶴見区 |
川崎市 |
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中原区、川崎区、幸区、高津区 |
大阪 |
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中央区、北区、西区、浪速区、天王寺区、福島区、都島区、阿倍野区、西成区、大正区、淀川区、東成区、城東区、生野区、住吉区、東淀川区、鶴見区、旭区、東住吉区、平野区 |
京都 |
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中京区、下京区、東山区、左京区、北区、右京区、南区 |
神戸 |
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中央区、兵庫区、灘区、長田区、須磨区、東灘区 |
名古屋 |
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中区、中村区、西区、北区、中川区、東区 |
福岡 |
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博多区、中央区、南区、城南区 |
電車等でエリアまで移動して現地で自転車をレンタルして稼動している人もいますが、あまりにも遠いとUber Eatsの配達パートナーになるのは難しいでしょう。
また、登録時に一度だけパートナーセンターへ行き手続きをする必要があります。※どこで登録してもどの地域でも稼働できます。
各エリアのパートナーセンターの場所
東京
秋葉原
- 住所:千代田区須田町2-1-1 ザ・パークレックス神田須田町4F
- 営業時間:月-日曜日12:00-19:00(祝日も営業)
新宿
- 住所:新宿区西新宿7-9-16 西新宿メトロビル3F
- 営業時間:月、火、木、金、土曜日12:00-19:00(祝日も営業)
大門
- 住所:東京都港区芝公園2-4-1 芝パークビル1F
- 営業時間:月-日曜日12:00-19:00(祝日も営業)
埼玉
パートナーセンターはなし。
秋葉原、恵比寿、新宿のパートナーセンターあたりで行きやすいところを選んでください。
横浜
- 住所:横浜市中区弁天通4-53-2 DOMONビル4FAアンクロートスペース横浜
- 営業時間:月、水、土曜日12:00-19:00(祝日も営業)
川崎
パートナーセンターはなし。
横浜のパートナーセンター、もしくは都内のパートナーセンターが近いです。
千葉
パートナーセンターはなし。
秋葉原、恵比寿、新宿のパートナーセンターあたりで行きやすいところを選んでください。
大阪
- 住所:大阪市中央区伏見町4-2-14 Wakita 藤村御堂筋ビル1F
- 営業時間:月-日曜日12:00-19:00
京都
- 住所:京都府京都市下京区金換町109-1
- 営業時間:火、水、木、金、土曜日12:00-19:00
神戸
- 住所:神戸市中央区元町通2丁目3番2号ジェムビル2F C-1 JEC日本研修センター神戸元町
- 営業時間:木、金、土曜日12:00-19:00
名古屋
- 住所:名古屋市中区栄1-5-8藤田ビル8F
- 営業時間:月、火、木、金、土曜日12:00-19:00
福岡
- 住所:福岡市中央区天神1-10-13 天神MMTビル6階
- 営業時間:営業時間:月、火、木、金、土曜日12:00-19:00
Uber Eatsの配達の流れ
Uber Eatsの配達の流れは以下になります。
- 注文者がUber Eatsに掲載しているレストランに料理を注文
- 注文を受けたお店は料理を作る
- アプリ起動中の配達パートナーに仕事の通知がくる(注文されたお店に近い人など、独自の選出方法があります)
- 依頼を受けたら料理をとりに行く
- お店から注文者の家に料理を届ける
配達パートナーはお店から料理を受け取って注文者のところに届けるまでが1工程となり、届け終わってアプリから完了を報告することで報酬が発生します。
注文者側の支払いは注文時にクレジットカード決済なので、金銭をやりとりする必要はありません。
そんなUber Eatsの配達パートナーになるための条件は2つです。
- 18歳以上である
- 日本で就労が可能である
この条件さえこなせていれば配達パートナーになることが可能です。
配達に使う自転車かバイクが必要になりますが、持っていない場合はUbre経由でレンタルすることも可能です。
Uber Eatsの報酬体系
一番気になる報酬ですが、Uber Eatsの報酬は時給などはなく働いた分だけ支払われる完全出来高制です。
報酬は基本料金、ブースト、インセンティブの合計になります。
地域によりブーストなどの条件が変わるので、以下に記載しているのは東京の報酬体系です。※12/7時点
基本料金
- 店舗での受け取り料金:300円
- 受け渡し料金:170円
- 距離料金:1km毎に150円
これが「基本料金」です。
2kmの距離の配達をした場合の基本料金は、
となります。
ここからサービス手数料として35%引かれます。
2kmの距離の配達をした時の報酬は500円となります。
また、1件のレストランで複数の配達分を受け取れる場合もあります。
2件分受け取ると、受け取り料は300円ですが受け渡し料は170×2となり、距離料金もそれぞれ別で加算されます。※お店から1kmと2kmの距離であれば計3km。
配達時間が遅くなるわけにはいかないので、複数の届け先の場合は配達の方向が同じなことが多いため効率を上げられます。
ブースト
さらに「ブースト」と呼ばれるボーナス的な報酬があり、曜日や時間や地域によって倍率が上がります。
地域によりますが、平日の午前11時~午後1時であれば1.5倍などです。
ブースト分は手数料が引かれる前の基本料金の部分にかかります。
例えばブースト1.5倍の時に2kmの距離の配達をした場合、報酬は885円です。
1時間で2件配達をこなせば、時給換算すると1770円になります。
インセンティブ
インセンティブという特別報酬が発生する場合があります。
インセンティブが発生すると、特定の条件を満たした場合に追加で報酬がもらえます。
過去には土日祝日や雨の日、配達の件数に応じて(1日に○○件以上で等)などでインセンティブが発生した例があり、当日〜数日前にメールやアプリ上で通知されます。
インセンティブが発生すると報酬が上乗せされるので、かなり大きいです。
UberEatsの配達パートナーは「慣れる」ことでやり方やコツがわかるので、効率があがり報酬も上がっていくのが良いところです。
Uber Eats配達パートナーに報酬が支払われるのはいつ?
配達パートナーの報酬は週単位で支払われます。
毎週月曜日の明け方4時までの報酬が、その週のうちに支払い手続きが行なわれます。
海外からの送金のため日数が前後しますが、早くて4日後、遅くても11日程度で口座に入金されるのが目安です。
Uber Eatsの配達パートナーで稼ぐためのコツ
時間を選ぶ
UberEatsはレストランがやっている時間の9時-23時の中であれば働く時間を自分で決められますが、注文の多い時間を狙うことがコツです。※都内の一部では24時まで稼働可能
注文の多い時間はブーストがつきやすい傾向にあります。
この時間がピークタイムになります。
さらに平日よりも休日の方が注文の多い傾向にあります。(オフィス街等は例外あり)
反対に、平日の午後2~午後5時などは注文が少ないので稼ぎにくい時間となります。
ピークタイムだけ稼動するという方法も有効です。
場所を選ぶ
Uber Eatsのエリア内であればどこで稼働するのも自分の自由になりますが、場所選びもとても大切です。
Uber Eatsの登録店舗が多い場所がオススメです。
アプリで確認しましょう。
また、以下はエリアや好みにもよりますが、考え方として参考にしてみてください。
- 自転車やバイクで走りやすい場所を選ぶ
- 夜間と休日はオフィス街は避ける
場所によって注文の時間が多い店舗が変わってくるので、時間によって場所を移動するなどの方法も有効になります。
例えば平日であれば昼間はオフィス街近辺で稼働して、夜は住宅街付近で稼働するなどです。
どこを選ぶにしても、時間によっては人が多くて走りにくかったりと地図では見えない部分があるので、そういったことも把握できればさらに有利になりますよ。
Uber Eatsの配達パートナーになるまでの流れ
- 公式サイトで登録する
- 最寄りのパートナーセンターで手続きをする
- アプリを起動して配達の依頼を受ける
大まかな流れは以上になります。
具体的に説明していきますね。
公式サイトで登録する
まずは公式サイトでUber Eats配達パートナーに登録します。
登録に必要な書類は自転車か原付バイク、軽貨物やバイク(125cc超)で異なります。
公式サイトで登録する時に招待コードを記入する欄がありますが、招待した側がボーナスをもらえるだけなので記入する必要はありません。知り合い等に紹介する場合は記入してもらいましょう。
公式サイトはこちら>>Uber Eats
自転車登録の必要書類
- 顔写真付きの身分証明証
- プロフィール写真
自転車で登録する場合、上記2点の書類提出が必要になります。
イメージとしては履歴書の写真です。
運転免許等のコピーは不可で、背景は物や影が写っていないものと指示があるので、部屋の中の白っぽい壁の前でスマホで撮りましょう。
※後述するパートナーセンターで撮ってもらうことも可能です
軽貨物、原付バイク登録の必要書類
- 運転免許証
- 自賠責保険の証明証
- ナンバープレートの写真
- プロフィール写真
バイク(125cc超)登録の必要書類
- 運転免許証
- 車検証
- 軽自動車届出済証
- 自賠責保険の証明証
- 任意保険か共済保険の証明証
- ナンバープレートの写真
- プロフィール写真
また、このさいに報酬の受け取り先の銀行口座の登録ができます。※パートナーセンターでの手続き時に行うことも可能
登録をしたらアプリをダウンロードしておきます。
最寄りのパートナーセンターで手続きをする
パートナーセンターの営業時間に行き、手続きをします。
事前に予約等はいりません。
面接などはありませんので、働くための手続きになります。
手続きの内容
- 登録の手続きをする
- 業務の説明を受ける
- 専用リュックの配布
報酬の振込先の登録をしていなければここですることになりますが、事前にアプリでできるのでやっておくとスムーズです。
また、プロフィール写真を事前に提出していない場合はここで撮影します。
特に問題がなければ所要時間は30分ほどで完了です。
アプリを起動して配達の依頼を受ける
パートナーセンターで取り手続きを済ませてリュックを受けとれば、あなたはもうUber Eatsの配達パートナーです。
アプリを起動するだけで好きな時に働くことができます。
Uber Eatsで配達する時に必要な物
必要なモノをご紹介します。
- 自転車orバイク
- スマホ
- 地図アプリ(Googl Mapがオススメ)
- スマホバッテリー
これらは必須です。
またMAPを起動して配達することが多いので、バイクや自転車に取り付けられるスマホホルダーもあると便利です。
電車などでエリアに移動して稼働する場合はレンタルを利用して行うのも便利です。
Uber Eatsの配達パートナーはこんな人にオススメ
以下のことに魅力を感じるのであればオススメです。
- 好きな時だけ働きたい
- 努力次第で報酬をあげられる
好きな時だけ働ける
最大の魅力は好きな時にだけ働けることです。
依頼がくるのはアプリを起動しているあいだだけなので、1件配達するだけでやめてもいいですし1日中稼動してもいいです。
時間にしばられず空いた時間でできるので、サラリーマンの副業としても人気があります。
努力次第で報酬をあげられる
Uber Eatsは時給ではなく完全出来高制です。
そのため、配達する件数が増えると報酬があがります。
配達件数を増やすためには自転車をこぐための体力だったり、頭を使って時間毎に効率のよい道を覚えたりといった努力が必要になります。
その努力で報酬があがる可能性があるのは嬉しいですね。
その攻略要素を楽しめる人にはピッタリです。
Uber Eatsの配達パートナーについてのまとめ
- 好きな時に好きなだけ働ける
- 自転車が無くてもできる
- 攻略要素がたくさん
- 稼げる可能性を秘めている
体か頭、もしくは両方を使って効率をあげながら報酬を増やしていく、Uber Eatsの配達パートナーは魅力的です。
せっかく数少ない対象エリア近辺に住んでいるので、この画期的な働き方をぜひ一度お試しください。
登録は公式サイトでできます>>Uber Eats