みなさまこんにちわ!ダサオです。

先月の話ですが、お金でカッコつけようとして大失敗しました。

カッコ悪過ぎて恥ずかしくて自分が『ダサオ』だって事を改めて自覚しました。

普通に書くと一瞬で終わるうえに、恥ずかしいだけで終わってしまうので、意味もなく見出しだけ物語風?です。

長いので最後に3行でまとめてあります。

読むのがめんどくさい人はあとがきだけお願いします。

それではご覧下さい。

ダサオのダサい物語〜胎動〜

 

あれは先月の給料日の前日でした。

私はその日、ちょっとした経費の精算をしたばかりで、給料日前というのに珍しく5000円札1枚と小銭を持っていました。※先月は錬金術を使う事なく乗り越えられました。

これで初めての繰り上げ返済が出来るぜうえーいとか思いながら、アホ面で小躍りしながら席にいくと、向かいの席の後輩がうなだれていました。寝不足か?新婚だからか?そういうことか?と下衆な勘ぐりをしましたが、理由を聞くとどうやら得意先にもの凄く怒られたとのこと。

『そんなこともあるさー』『なんくるないさー』と関東人の私が正確な意味はよく知らない沖縄弁を交えながらユーモアに溢れる感じで励ましていると、その後輩は、『ありがとうございます!元気出てきました!』と立ち直ったようです。

…いや、厳密には違いますね。励まそうと必死なところに気を使ってそう言ってくれただけでしょう。だって、立ち直る要素ないもの。私だったら逆にイラっとくるレベルの親父ギャグ。

それからしばらくして、コーヒーを飲んで休憩していると『ダサオさん!今日晩飯食べに行きましょう!!』とその後輩が誘ってきました。

普段この後輩と飲みに行ったりすると、おごるのはたまにでだいたいちょっと多く出す程度。さらに今日はお互いに会社の車で帰らなければいけない。つまり酒は飲まない。5000円と小銭があれば余裕で行けるはず…でも繰り上げ返済が…と、自分の中ですごく葛藤していたのですが、ここでせっかく残ったお金を使うとまた同じことの繰り返しだ!と思い、まずは軽くジャブを打ってみました。

お互い妻帯者のため、『家で奥さんの手料理食べなよー』と言うと、『今日外で食べてきてって言われてるんですよね…』との返答がありました。続けて、『あ、都合悪かったらいいです…』と。なんかちょっと落ち込んでいる気がします。あの状況からのそのトーンで言われたら断れないよ。私に借金があってお金なくて葛藤してること知らないからってずるいよ。

軽く打ったはずのジャブにカウンターを合わされてクリーンヒットしてしまいました。

とりあえず『嫁に食べて帰っていいか聞いてみるね』と言って嫁にラインをしました。もう、これにかけるしかない。嫁は私にべた惚れだから(私と一緒に食べないの?寂しいからやだよー)的な返事が来て後輩にそれを見せ、コレがコレだからと小指を立てながら断れば、後輩も気持ちよく納得するんじゃないかと妄想していると、ラインのピロリン音が鳴りました。

(いってらしゃーい)との返事。そうですよね、ダメって言われたことなんて基本的にないですもんね。

もう、断る術はありません。こういう時は逆転の発想です。この5000円と小銭は後輩とご飯を食べるために存在していると言っても過言ではない!そうと決まればテンションMAX。『いくぞぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!』と大声で叫びながら駆け出して行こうと思いましたが、時間はまだお昼前。踵を返し、おとなしく席に座って仕事を始めました。

このときの私は、まさかあんな事が起こるなんて想像もしていませんでした…

ダサオのダサい物語〜鼓動〜

お昼にいつもの節約お昼ご飯を食べ、『まだ血圧下がらないんですね』などと言われながらも愛想笑いでスルーして迎えた仕事の終了の時間。てっきり会社の近くで食べるのかな?と思っていたのですが、後輩が行ってみたい店があるというので別々の車で着いて行く事にしました。

走ること20分…私は思いました。遠くね?しかも私の家から割と逆に向かってます。心配になって来たので、とりあえず長そうな信号に引っかかった所で後輩に聞きに行きました。『もうすぐです!』と言うのでまた付いて走ること10分くらい。どうやらようやく到着したようです。

なにやらおしゃれな外観。店に入ると中も当然凄いおしゃれな感じ。『後輩よ、男二人でこんなおしゃれな所にきてどうするんだ?嫁とこい!!』とツッコんでいると何やら神妙な面持ち。本当はそれ以上に私の家と10kmちかく逆に進んだことをツッコみたかったんだけど、言葉を飲んだ。どうやらツッコむ順番を間違えたようです。

とりあえず注文をすることにし、メニューを拝見。ディナー的なのはだいたい1.800円〜後、つまみ?(もっとオサレに表現したいけど分からない)みたいなものが1.000円前後〜くらいな感じ。さすがおしゃれなレストラン。いうなればオシャレストラン。借金を返済し始めてから自腹でこんな値段のを食べるのは初めて。

もちろん私は最低額の1.800円を注文。後輩は2000円位のものと気を使ってくれてつまみ的なものを1品頼んでくれました。ありがとう、ただその優しさも時に罪になる事を覚えておいてくれ。

まずは程なくしてしてつまみ?が運ばれてきました。うん、うまい。何かの肉と何かよく分からない色のソースが奏でるハーモニー。そしておしゃれ。あまりの美味しさに私は舌鼓を打った。私には贅沢な値段だけど、ひょっとしたらこの味でこの値段はすごくリーズナブルなのかもしれない。

そんな事を思っていると、どんどん険しくなる後輩の顔、それ所かつまみ?的なやつに全く手をつけない。『自分で頼んだに食べないのかい!!』って言いたかったけどやめておいた。美味しいからね。私が全部食べても後で文句言うなよ!

この後輩はすごく仕事が出来る。何より空気を読む力がすごい。空気を読んだ上での発言が的を得ていて、誰も嫌な気分にせずにこちらに有利に説得できる。今まで多々そんな場面を目撃したけど本当に凄いと思う。今日はもう少し空気読んで欲しいけどね。あと、元気。これでもかってくらい元気。

そんな後輩がこんなになるなんて何があったんだろう。奥さんと喧嘩?ご飯もないっていうし…離婚の危機とか?…はっ!まさか!借金!?借金あんじゃないの!?いや、借金あるやつはつまみ的なのまで頼まないはず…大穴で殺し屋に狙われてるとかかな。

自分から言い出すまでは見守っていようと思っていたけどもう限界。ちょっとどきどきしながら『なんかあったの?』と聞いてみました。後輩が思い口を開こうとしたその時、来ましたよ。メインディッシュが。まぁだいたいそんなもんですよね。もちろんおしゃれでうまい。私はまたも舌鼓を打った。

また神妙な面持ちで黙る後輩。何も悪くないレストランを少し逆恨みして、ひょっとして話しかけなきゃ後輩の飯も食べれんじゃない?とか思いましたが、もう一度聞いてみました。『どうしたの?』と。

後輩『実は、今日得意先に怒られた件なんですが、◯◯先輩に『得意先に電話して用件を伝えておいて』って言われて電話したら用件を言う前にいきなり怒られたんです』との事。ふぅ、仕事のことか。とりあえず離婚でも借金でも、ましてや殺し屋に狙われている訳でも無くてよかった。

もうそれだけで全て理解した。◯◯先輩は怒られんの分かってて押し付けて逃げたな。って思われるような人。

って想像した人は残念ながら外れです。実はこの◯◯先輩も普通にいい人。決して後輩に嫌な事を押しつけたりするような人ではない。後輩もそれを分かってるからこそ誰にも何も言えずにグッと堪えていたんだと思う。仕事を出来る後輩だから怒られる事なんてなかなかないでしょうしね。私はちょこちょこありますが。

では何が原因だったのか…実はあれ…

そもそも最初に◯◯先輩に頼んだの私だ。

後輩よ、すまない。こんな事になるとは全く思っていなかったんだ。

話としては問い合わせが来て返答するってだけだったんだけど、◯◯先輩が電話した時に得意先の人が不在で、折り返しの連絡を予定が、先方の電話に出た人が伝え忘れてたって。後日謝罪の電話がありました。

 

一旦それは置いといて、そこからは私が仕事で失敗したり、怒られた時に思っているたった一つの事を伝えました。失敗しても怒られても、『死ぬ訳じゃないし』と。

そんな風に思ってるから失敗するんじゃないですか?等とは絶対言わない空気の読める後輩は、うんうんと大きく頷いたあと、目の前の食事を頬張った。まぁ、残してくれてもよかったんですけどね。

 

 

ダサオのダサい物語〜終焉〜

その後、たわいのない話をしご飯も食べ終わり、とりあえず会計を暗算してみた。税込みで5.400円ちょい。手持ちは5.600円と10数円。いける。暗算しきれなくて消費税10%で計算したけどいける。傷心した後輩のために今日は私がおごろう。この5.000円1枚と数百円で誰かを幸せに出来るなら喜んで差し出そう。明日給料日だし。繰り上げ返済出来ない事よりもここでおごらなかった方が悔いが残る。懺悔の意味も込めて。

そんな事を思いレジに向かい、財布を取り出そうとする後輩に一言。『今日は出すからいいよ、明日からも頑張ろうね』と言うカッコいい私。『ありがとうございます!ごちそうさまです!』と言って少し離れる素直な後輩。『6.000円です』というレジの人。

ん?レジの値段の所を見る。どう見ても6.000円です。とりあえず小声で聞いてみる『さっきちょっと計算したら5.400円位だったんですけど…』そこでレジの人、申し訳なさそうに『あ、テーブルチャージをお一人様300円頂いております…』私『…ですよね』

席料について文句は無い。かかるものはかかるしきっとメニューとかに小さく書いてあるはずだ。しかし、今はまずい!だってお金ないんだもん!おごるって言ってカッコつけたのにお金足りないんだもん!!!とりあえず財布の中身をもう一度見てみる。まぁ足りないよね。今日、給料日前なのに一葉様がいるのうれし過ぎて何度も見ましたし。この小銭で今日を凌げばって小銭も数えてましたし。

もう、こうなったらクレジットカードしかないですよね。封印しているクレジットカードの使用を解禁するしかないんです。さながら飛影が巻いている包帯のよう、一度解いたら全てを燃やしつくすまで止まらない私のクレジットカードの封印を…

と、クレカに手をそえて脳みそフル回転でどうしようか考えていると、後輩がいつの間にか隣にいました。音も無く忍び寄る。お主、じつは忍びの者か!?

すると後輩『やっぱ誘っておいておごってもらうのも悪いんで1.000円だけ払いますねー』といって私に1.000円を渡してきました。一瞬だけ躊躇したが、1.000円…こちらをちゃんと立てつつ決して受け取りづらくない額…1.000円…完敗だ。私の負けだ。受け取ろう。

その1.000円を受け取り、無事に会計を済ませてお釣は頂きました。返すと逆に金が無くて払えなかったのを露呈しそうですから。何とかカードを使わないで済んだのはよかったのですが…おごるって言ったのにやっぱり1.000円貰うとか我ながらダサすぎました。

そんな葛藤が終始あった事も知らない後輩、帰り際に『今日はありがとうございました!ごちそうさまでした!』と爽やかな笑顔で帰って行きました。

でも、考えてみるとレジで考えたのなんて一瞬の時間なはずですが、あの一瞬で空気を読んでお金が足りないのを察して届けにきてそうな気がして怖いです。以前なら足りなかったら迷わずクレカ出してましたしね。

何か感づいたか…さすがに金がなかった事はバレても借金の事まではバレてないと思いたいです…

ただ、見間違えだと思いますが、帰るとき振り返り際にニヤリと笑ったような…

そんな事を思いながら1時間以上かけて家に帰りました。

あとがき

ここまで読んで頂き、本当にありがとうございました。

『踵を返した』と『舌鼓を打った』だけを使ってみたくて書いてたらなんかどんどん長くなってしまいました。

冒頭にも書きましたが、長いんで3行でまとめます。

  • 後輩に飯をおごった
  • レジでお金が足りなくて後輩が出してくれた

すいません、2行で十分でした。

では、長文にお付き合い頂き誠にありがとうございました!!

スポンサーリンク


ブログランキングに参加してます!
もしよければ清き一票(応援クリック)お願いします!
にほんブログ村 その他生活ブログ 借金・借金苦へ