自己破産すると記録される官報。一般の人は見ないからバレないというけども

こんにちは、寝ても覚めても債務者の無吉です。

 

サイト等を見ると『官報は普通の人は見ないし見ても情報が大量に載っているからバレない』と書いてあります。

確かに官報は見ても分かりづらいですし、そもそも法令や法律に興味がない私のような人が見ても全く面白くないので、仕事等で見る必要がある人しか見ていないかもしれません。※官報を記している人ごめんなさい。

ただ、目的をもって見た場合には必ずしもバレないとは言えなくなってしまいます。

今回はそんな自己破産や個人再生などをした時に記録される官報についてのお話です。

 

無吉無吉

僕は『バレるかもしれない』ということには誰よりも敏感なんだ。

官報とは?

行政機関の休日以外にはほぼ毎日発刊されていて、国の発刊する新聞のようなものと例えられています。

法律、政令、条約や行政からの報告などが載っており、自己破産や個人再生をした人の名前と住所も載っています。

 

名前と住所が載っていたらバレるのではないかと思われるかもしれませんが、情報が膨大なため見たとしてもなかなか分かるものではありません。

さらにインターネット版であれば過去30日分のデータしか残っていません。

 

百聞は一見にしかずということで、ぜひ一度ご確認してみてください。

>>>独立行政法人国立印刷局ホームページ

 

見てもらえれば分かると思いますが、官報を見てもピンポイントで知り合いの名前をみつけることは難しいのでバレることはなかなかないはずです。

そもそも目的も無く官報を眺めているひとは稀なので、官報に載ったからバレるというわけではありません。

どんな人が官報をみているの?

官報には決算広告や法令の改正なども載っていますので、役所や法律関係の事務所だったり証券会社の人も見ています。

『官報』というくくりにしてしまうと多くの人になってしまいますが、自己破産や個人再生の部分に絞ると、金融業者が多いのではないのでしょうか。

その中でもヤミ金業者が見ている場合もあり、融資のチラシやハガキなどが届くこともあるようです。※おいしい話には必ず裏がありますので、絶対に耳を貸さないでください。

 

企業でも見ている人は基本的に自分の関連している部分しかみていませんし、繰り返しになりますがそもそも一般の人で官報を見ている人はごく少数なので、偶然バレるということはまずないでしょう。

ただ、自己破産や個人再生をしていると疑っているのであれば、見つけるのは容易です。

人物を特定するのは簡単。

じつは官報にはインターネット版に有料の官報情報検索サービスというのがあり、それを使えば『破産 氏名』や『再生 氏名』などで検索することが可能です。

つまり氏名と自己破産や個人再生をしたという事実さえあれば検索で簡単に見つけられます。

さらに指定の図書館であれば無料で利用することが可能なので、調べようと思えば簡単に調べることが可能です。

※先程リンクを貼っていた無料インターネット版では検索はできません。

まとめ

要点をまとめます。

  • 一般の人で官報を見ている人はあまりいないため官報に載っただけではバレる可能性は低い
  • 一般の人が目的もなく官報を見ても他の情報が多いため、個人再生や自己破産をしていることがバレる可能性はほとんどない
  • 自己破産や個人再生について疑われていて調べられたら簡単にバレる

以上になります。

 

結果、疑われさえしなければバレる可能性はすごく低いです。

 

無吉無吉

疑ったとしても官報で検索までかける人いるかな?

当然調べられなけければバレません。

内緒で自己破産や個人再生をしてても、調べたら簡単に分かるということだけ頭の片隅において堂々としていましょう。

変に警戒しすぎると逆に疑われるかもしれませんからね。

自己破産や個人再生をしても不便はあっても普通に生きていけますし!

 

それではみなさま、よい官報購読ライフを!!